県立鶴見高校図書委員の3年生や卒業生が12月17日、小規模多機能型居宅介護こでまり=北寺尾=で絵本の読み聞かせを行った。
読み聞かせは、学校司書の田村修さんが前任校で読書振興の一環として図書委員らによる地域での読み聞かせなどを企画していたことがきっかけ。県鶴でもやらないかと提案し、図書委員の生徒らが賛同。2年ほど前から地域での読み聞かせを行ってきた。
こでまりとは、作成している広報誌「万華鏡」を配布した縁で、今年から交流。利用者の手作り作品を学校図書館前に飾るなど、互いに交流を深めており、その延長線上で今回の企画に至った。
当日は、こでまりの利用者や家族など15人ほどが参加。生徒や卒業生が利用者の前で発表した。季節に合わせ、クリスマスにちなんだ本や、パートごとに分かれ、複数人で行う劇のような発表もあった。
こでまりの利用者は「若い人が本を読んでくれて嬉しかった。絵本も楽しかった」「すごく良かったから今度から毎月絵本読んでくれないかな」などと喜んでいた。田村さんは「地域の人たちと関わって交流することは生徒たちのいい経験にもなると思う。今後も積極的に交流していければ」と話した。
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