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鶴見区版 公開:2022年7月28日 エリアトップへ

鶴見大学 誰でも読みやすい絵本を 学生らがデジタル絵本を制作

教育

公開:2022年7月28日

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絵本を制作した元木教授と学生たち
絵本を制作した元木教授と学生たち

 鶴見大学の学生がこのほど、発達障害や視覚障害で通常の書籍を読むことが困難な人向けのマルチメディアDAISY図書でデジタル絵本「とんでもくい」を作成し、全国の学校図書室や図書館などに配布されている。

 同図書は、音声と一緒に、文字や画像が表示されるデジタル図書。読み上げ部分がハイライトされるほか、文字の大きさやスピードなどを変えられるのが特徴。

 絵本を制作したのは、同大文学部の元木章博教授=写真右=の研究室とサークル「情報バリアフリー推進会」の学生たち。これまでも障害理解を深める活動を続けていて、同図書での制作は今回で2作目となる。

 今回は、区内潮田地区に伝わる昔話「とんでもくい」の郷土資料を基に、元木教授がアレンジ。3人の学生と協力して昨年から制作を行ってきた。作画を柳川琴音さん(22)=同左、朗読を金本陽奈さん(20)=同中央=が担当。コロナ禍で集まることが難しく、オンラインでデータを共有しながら、制作作業を続けてきた。「色弱の人でも見やすく、分かりやすい絵を描くことを意識しました」と話す柳川さん。金本さんは「知り合いの子に読み聞かせをしたことはあったけれど、録音は緊張した」と笑顔で話した。

 絵本は同大図書館でも閲覧可能。元木教授は「現在はコロナ禍で一般の利用は制限中ですが、解除になったら是非お越しください」と呼びかけている。

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