神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2023年8月24日 エリアトップへ

「不登校児の健診に補助を」 区内NPOが署名活動

社会

公開:2023年8月24日

  • LINE
  • hatena
署名協力を呼びかける青島理事長
署名協力を呼びかける青島理事長

 NPO法人「フリースペースたんぽぽ」=佃野町=が、不登校で学校に通えない子どもが無料で健康診断を受けられる制度を行政に求める署名を集めている。同法人では「学校以外で健康診断を受けると全額自己負担になる現状を変えるために、ぜひ署名にご協力ください」と呼びかけている。

 不登校の子どものための居場所を2008年から提供する同法人。

 今回の署名活動は、同所に通う保護者からの相談がきっかけ。不登校だと学校で健康診断を受けられず、学校以外で受診しようとすると全額自己負担になってしまうため、受診を控える家庭が多い現状に驚いた。同法人理事長の青島美千代さんは「この8月から横浜市も中学3年生までの医療費が無料になったが、健康診断は対象外。不登校の子どもは、通っている子どもに比べて心身共に健康リスクも高い。学校教育法では、学校で子どもに健康診断を行うことを義務付けているが、通えない子どもが対象外なのはおかしい」と憤る。そして、「大阪の吹田市では不登校でも学校外で無料で健康診断を受けられる制度が実現した。ぜひ横浜市や神奈川県でもこの制度を取り入れてもらいたい」と話す。

 同法人が署名を集めて行政に要望を提出するのは今回が初めて。要望では健康診断の制度化のほか、フリースペース等に通う保護者の経済支援や運営支援も求める。

 一般から広く署名を集めるほか、市内外のフリースペース運営団体などにも協力を求め、今年度中に市や県に署名と要望を届けたいとしている。青島さんは「全国で不登校の小中学生は24万人以上いる。この子どもたちの健康を守るために、少しでも理解が広がれば。できるだけ多くの署名を行政に届けられるようぜひご協力ください」と呼びかけている。

 署名は同所(佃野町1の7)で受け付けているほか、ホームページでも書類をダウンロードできる。詳細問い合わせは同法人【電話】045・834・7970。

かわさきジャズは今年で10周年

川崎市内で20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベント

https://www.kawasakijazz.jp/

七五三のご祈祷承り中

師岡熊野神社は「横浜の祈願所 関東随一大霊験所」。詳細はHPを。

https://www.kumanojinja.or.jp/

<PR>

鶴見区版のトップニュース最新6

商店街の魅力再発見を

商店街の魅力再発見を

18日からスタンプラリー

10月17日

提供店登録制度を新設

ハマの元気ごはん

提供店登録制度を新設

横浜市、健康づくり促進へ

10月17日

横浜文化賞を受賞

馬場在住小池緋扇さん

横浜文化賞を受賞

人形作家としての功績を評価

10月10日

65歳のがん検診無料化

横浜市

65歳のがん検診無料化

退職での受診離れ防止へ

10月10日

不要なプラレールを募集

鶴見中央地区社協ら

不要なプラレールを募集

多世代交流の場づくりに

10月3日

現職と新人4人の構図か

神奈川3区

現職と新人4人の構図か

衆院選に向け動き加速

10月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

横浜できのこ好きの祭典

入場無料

横浜できのこ好きの祭典

10月26、27日にMMテラスで

10月26日~10月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook