命を守る救急・消防の取組強化 市政報告みちよレポ㉘ ライブ配信で119番通報が可能に 横浜市会議員(自民党)東みちよ
いざ、という時に大切な命を守るために。
秋に行われた決算特別委員会で、私は救急車増隊の迅速な計画を求めると同時に、119番通報において現場の映像を見ながら状況把握と的確な指示ができる「映像119」の対応について消防局に要望しました。
今年の夏は猛暑の影響で熱中症患者は最多となり、高齢化による救急需要も年々高まっています。このため自民党では、横浜市救急整備指標の改定を要望し、救急車台数も85台から92台へと増隊することが決定しました。それでも昨年度の救急出場件数は24万4086件と過去最多となり、救急需要増加に歯止めがききません。
増隊を進めるにあたっては、とくに高齢化の著しい地区への早急な配備など求めました。鶴見区は救急需要においても市内3位の多さです。
スマホ映像を通して状況伝達映像119の迅速サポート
119番通報により、状況を的確に伝え救急車が到着するまでの間、傷病人に対してその場でできる応急手当をすることは、命を守るうえでも大切です。
そこで横浜市では令和5年4月から、スマホ映像を通して救急指令室とリアルにやりとりができる新しいシステム「映像119」を開始しました。これにより事故現場や傷病人の状況把握も、通報者の映像を通してリアルにできます。
必要に応じて、心臓マッサージ(胸骨圧迫)、のどの異物を取り除く、熱中症へのケアなど、救急車が到着するまでの間、その場でできる対処法も指令室から映像配信できるようになりました。
専用アプリは不要、まず電話(スマホ)で119番通報後に、救急指令室からスマホに届くショートメッセージのURLをタップし、同意すればつながる仕組みとなっています。
地域の消防活動を支える消防団の環境整備なども含め、大切な人の命を守るための取り組みを、これからも進めてまいります。
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