鶴見大学附属中学校・高等学校の生徒が1月10日、大本山總持寺で早朝から座禅を体験する「耐寒参禅会」に参加した。
同校は曹洞宗系の学校で、禅の教えを教育の柱に据える。参禅会は建学の精神の実践の一環で、1952年から寒稽古の一つとして始まったもの。毎年全校生徒の約8割が参加する恒例行事で、保護者や卒業生の参加者も多い。
72年目となった今年は10日から13日までの4日間で実施。全日参加した生徒には皆勤バッチが贈られる。
この日は、中学1年生から高校3年生まで約800人の生徒が参加。真冬の寒さの中、朝7時に「千畳敷き」の總持寺大祖堂に集合。石附周行禅師から座禅の心得の教えを受けた後、約30分間静かに座禅を組んで瞑想に集中した。
参加した生徒の1人、高校3年生の栗原明日香さんは「中学1年から皆勤で参加しています。緊張感のある中で座禅を組むことで心身ともに統一でき、この後の勉学にも励みたいです」と笑顔で語った。
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