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鶴見区版 公開:2024年1月25日 エリアトップへ

講演会「気づきの交差点」を主催した法人支部の代表を務める 畑 智晃さん 北寺尾在住 43歳

公開:2024年1月25日

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「なるようになる」の精神で

 ○...参加者同士で悩みや気持ちを語り合い、気づきを共有する講演会「気づきの交差点」を初開催した、(一財)お寺と教会の親なきあと相談室横浜香仙院支部の代表を務める。「自分だけでは気づくことができないことも多い。悩みや経験を共有し、誰かの気づきに変えることができれば良い影響も共有し合うことができる」と語る。

 ○...潮田で生まれ、鶴見区内で育った。小学生の頃、身なりを気にせずに学校に通っていると同級生から揶揄われるようになった。いじめに発展し、5年生の時に一時不登校に。中学では心機一転して登校していたが、望まなかった運動部への入部などもあり、心身共に疲れて再び不登校になった。もともと信仰心のあつい家庭で育ったこともあり、幼少の頃から経が読めた。不登校だった中学2年生の頃、僧侶を志して読経も始めた。2015年には一般家庭から出家して比叡山などで修行を積み、今は川崎市幸区の「香仙院横浜出張所」で僧侶を務め、いじめによる自殺などで亡くなった児童生徒を供養している。

 ○...不登校の頃にラジオで声優の國府田マリ子さんを知り、たちまちファンに。「当時はまさに心の支えで、観音様のようだった」。引きこもりから抜け出すきっかけにもなり、今もライブに通う。「恩人への『推し活』はやめられないです」と笑顔で語る。

 ○...僧侶を務める傍ら、介護福祉士としての一面も持つ。「どちらも親身に話を聞く部分が似ていて自分に適任だと思う」とほほ笑む。「なるようになる」がモットーで、「どうにかなることに気づければ、何とかなる。一人でも多くの人に寄り添い、気づきを共有し、何かを変える一役になれれば」。助け合いの心を大切に、今日も人々の悩みに耳を傾ける。

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