神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2024年7月11日 エリアトップへ

横浜市観光客数 コロナ前水準に回復 前年2割増の3600万人

社会

公開:2024年7月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
コロナ前水準に回復

 横浜市は、2023年の市内の観光客数が前年比23・2%増の3600万人、観光消費額が3667億円(同41・3%増)と推計する結果を発表した。客数、消費額ともにコロナ禍前の2019年と同水準で、観光の回復が鮮明となった。

 推計は市内宿泊施設の利用者数や観光施設での聞き取り調査などを基に算出。宿泊は約380万人、日帰りは約3220万人と算出した。

 観光客数は、2015年以降3千万人中盤で推移していたが、コロナ禍の20年は1629万人と半減。そこから徐々に回復し、新型コロナウイルスが5類移行され行動制限がなくなった23年は19年とほぼ同数になった。

 また、23年の宿泊客の平均消費額は4万1558円で22年から1万円以上増え、コロナ禍前を大きく上回っている。市観光振興・DMO地域連携課の担当者は「消費額だけでなく、みなとみらい周辺のホテル開発などで雇用も増え、客室稼働率も順調に推移している」と分析している。

MICE誘致にも注力

 また、さらなる観光客数増加に向け、今年度も大規模イベントを企画するほか、民間イベントとも連携。デジタル技術を活用したマーケティングの強化や、国際会議や展示会などMICEの戦略的誘致も加速していきたいとしている。

 一方で、今回の推計では日帰りの平均消費額は、23年で6480円と22年から1割以上増えて回復基調にあるものの、コロナ禍前の7千円台後半にはまだ差がある。横浜の観光まちづくりを担う(公財)横浜市観光協会の担当者は「観光客の方々に回遊していただく取組みが必要」とし、官民一体で観光によるまちづくりを推進していきたいとしている。

 市は観光消費額の目標値として30年に5000億円を掲げる。担当者は「市内経済の活性化のためにも観光消費額を伸ばすことが重要。様々な取組みで魅力を高めていきたい」と話した。

鶴見区版のトップニュース最新6

ノーベル平和賞やギネス世界記録などで喜びの声

学校訪問で児童と交流

阪神タイガース 青柳選手

学校訪問で児童と交流

図書カードなど寄贈も

12月19日

国際平和願い、行動を

潮田中・林さん市場小・志村さん

国際平和願い、行動を

市長に国連訪問研修を報告

12月12日

燃やすプラ3割削減

横浜市ごみ処理

燃やすプラ3割削減

10月開始の新分別ルールで

12月12日

米のPRでおにぎり販売

鶴見小学校5年1組

米のPRでおにぎり販売

鶴見銀座商店街と協力

12月5日

「窓口カスハラ」対応苦慮

区役所

「窓口カスハラ」対応苦慮

職員要望も体制未整備

12月5日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

令和6年甲辰(きのえたつ)年

初詣は、2024年に創建1300年を迎える師岡熊野神社へ

http://www.kumanojinja.or.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook