ホップや麦芽を手に取る参加者たち
キリンビール（株）横浜工場＝生麦＝で７月26日、区内小学生の親子を対象とした特別工場見学会が行われた。
この見学会は同工場が日産自動車（株）横浜工場＝神奈川区＝と協力して２０１７年から鶴見区、神奈川区の小学生を対象に行っているもの。
この日は児童12人、保護者11人が参加。参加者らは最初に日産自動車の工場を訪れ、エンジン製造工程などを見学。その後、キリンビール横浜工場を訪れた。
同工場では歴史や品質にこだわったモノづくりへの思いを動画などで学び、ビールの原料となる麦芽やホップを手に取り、匂いや味見を体験。アルコールがない状態での麦汁の飲み比べも行い、「苦いけど美味しい」「違いが分かった」など楽しんでいた。
参加した保護者からは「地元の工場を子どもと見学できて楽しかった」などの感想が聞かれ、同社担当者は「日頃から支えていただいている地域への感謝を込めて見学会を行った。２０２６年の創業１００周年に向け、今後も皆さんに喜んでいただける企画を考えていけたら」と話した。
日産の工場でも見学会が行われた
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