奉仕団体の横浜東ロータリークラブ(齋藤実会長)が10月4日、中央アジア・タジキスタン共和国の障害のある女性への自立支援事業の修了式をオンラインで行った。
これは、齋藤会長が同国で障害のある女性の就労が困難で貧困に陥りやすいことを知り、国際NGO団体「AARジャパン」が取り組む縫製技術研修を通じた就労支援事業にクラブとして今期から協力してきたもの。就労支援だけでなく、クラブとしてミシンやアイロンも寄付し、自立を支援している。
修了式は、日本と現地をオンラインで繋いで行われた。就労支援の研修を修了した6人に修了証が贈呈され、一人ひとりが感謝を述べた。
修了生の1人、オミナイ・サンガリさんは「将来は私が講師となれるくらいに縫製技術を向上させて、自立した生活が送れるようにしたい」と笑顔で語り、齋藤会長は「今後は技術や物の支援だけでなく、仕事や経営をしていくためのノウハウも伝えていくことができれば」と話した。
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