鶴見大学附属中学校・高等学校の創立100周年式典が11月16日、同校で開かれた。式典では岸本力也校長が「100周年を節目として、更なる飛躍のため改めて建学の精神を大切にしたい」と挨拶。そして「常に感謝の気持ちを忘れず、どのような場所でも自分らしく輝いてほしい」と生徒に語りかけた。
同校は大本山總持寺の開祖、瑩山禅師六百回大遠忌の記念事業として光華女学校の運営を引き継ぎ、1925年2月に「鶴見高等女学校」として創立。2007年に鶴見大学の附属となり、翌08年に共学化した。
式典には中学校・高等学校の全校生徒約1000人が出席し、多数の来賓も参加。岸本校長が先人への感謝や生徒へのメッセージを語り、学園主を務める大本山總持寺貫首の石附周行禅師は生徒に「道同じくして、轍は同じからず」という言葉を贈り、「道は同じでも、一人ひとりの歩みは皆異なる。互いの違いを認め合い、学び合ってほしい」と語り掛けた。また、渡辺啓司理事長や鶴見大学の中根正賢学長からも祝辞が送られた。
小橋建太さんの講演も
その後は同校100年の歩みを振り返る動画鑑賞や代表生徒の挨拶が行われたほか、元プロレスラーの小橋建太さんの特別講演も行われた。
大声援の「こばし」コールで出迎えられた小橋さんは、生徒たちに夢を諦めないことの大切さを伝え、「気持ちが若ければ青春は生きている限り続く。他人になんと言われようと、自分が一生懸命になれるものを見つけてほしい」と力強く呼びかけた。
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