社会奉仕団体・横浜神奈川東ライオンズクラブ(岩崎絹代会長)は6月9日、私立横浜創英高校(岩村基紀学校長)で薬物乱用防止教室を行った。
同教室は、授業の一環として1年おきに行われており、今年が3回目。会場となった同校体育館には、1・2年生約1000人が集まった。
岩崎会長は「10代は成長期です。能力を高める人生で一番素晴らしい時なので、可能性に向かって自分を大切にしてください」とあいさつ。その後、薬物に関するビデオが上映され「誘われたら話題を変えること」「依存症は病気であること」などがポイントとして紹介された。
講演では、ライオンズクラブで薬物乱用防止教育講師に認定されている土屋清次さんが「合成薬物MDMAは1回で中毒になる。1度破壊された脳は元に戻らない」など、薬物の害について力説。「薬物乱用は本人だけでなく、家族の人生も狂わせる。絶対にするな。君たちには心身共に健全な青年になってもらいたい」と訴えた。岩村学校長は「地元の身近な方が講演してくれることに意義がある。生徒たちは、見守ってくれる人の存在を知ってほしい」と話している。
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