新設局長に聞く 「横浜の魅力を発信」 光田清隆文化観光局長
横浜市は部局の再編を行い、5月から「文化観光局」と「財政局」を新設した。事業内容や今後の取り組みなどについて、それぞれの局長に聞いた。初回は文化観光局の光田清隆局長。
―この局の事業内容はどのようなものですか。
光田 今まで「創造都市事業本部」が行ってきた街の活性化と「市民局」の文化振興事業、「経済観光局」が取り組んでいた観光客誘致などをまとめて行う。
―3つの部局の事業をまとめるとなると、その連携が重要だと思いますが。
光田 総合的に事業の調整を図る「横浜魅力づくり室」を設け、効果的なシティプロモーションを実施するための発信をしていく。
―これから力を入れたい事業は何ですか。
光田 8月6日から11月6日まで横浜美術館などで行う現代アート展「ヨコハマトリエンナーレ2011」は局を挙げて取り組む。震災があって心配したが、外国のアーティストも多数参加してくれるので、横浜を世界中に知ってもらえるきっかけにしたい。
―中心部のイベントだけに、全市的な広がりが課題になってきますが。
光田 各地で連携企画を行い、さまざまなアートを見てもらえる取り組みを進めていきたい。
―市民へメッセージを。
光田 横浜のブランドを確立できるように戦略を立て、横浜が持つ多様性や魅力を内外に発信していきたい。(次回は財政局の柏崎誠局長)
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