市議補選 小松氏が初当選 投票率は過去最低
神奈川区の市議会議員補欠選挙の投開票が3日に行われ、自民党から出馬した小松範昭氏(56)が1万6867票を獲得し初当選を果たした。
福田進前市議(自民党)の死去に伴い行われた今回の選挙では、4人が候補に名乗り出た。小松氏は六角橋の工務店社長として福田氏の地盤を引き継ぎ、他の候補者に大差をつけての当選となった。次点の本橋氏は、紅一点で票を伸ばしたが及ばず。元市会議員の井上大右氏も復帰は叶わなかった。
当選を受け支持者の前で小松氏は「福田市議の遺志を継ぎ、自分自身も一人の市会議員として意志を貫きたい」と抱負を述べた。本紙の取材に対して「まずは疲弊した経済を活性させ、中小企業の力になりたい」「豊かさが実感できるまちづくりをしたい。そのためにも区民の皆さんに支えてもらえれば嬉しい」と意欲を見せている。
当日の投票率は、有権者数18万7364人(男9万4819人・女9万2545人)の19・13%にとどまった。これは国政選挙を含む市内で行われた選挙で過去最低の数字だった。
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