地域作業所 「カフェペガサス」が10周年 手作りメニューを地域に
反町にある「cafeペガサス」が、8月で10周年を迎える。
同店は、精神障害者の働く場として10年前にオープン。食事メニューの提供の他、内職で作ったちぎり絵などの作品も販売している。運営しているのはNPO法人「精神保健福祉を推進する神奈川区の会」。同法人は、松本商店街にも洋服やパウンドケーキなどの焼き菓子などを販売する「青桐茶房」を構えている。
ペガサスのスタッフは総勢40人。1日約15人が調理から接客まで担当する。メニューはカレーやサバの味噌煮といった食事メニューの他、ケーキなどのデザートやドリンクも提供。ほとんどのメニューを仕込みからスタッフが行っており、リーズナブルな値段以上にボリュームがあるため地元客からも人気だ。「10年あっという間だったが、地域に定着したことを実感している。ホットケーキは季節の味も作っていて、みんなで試作しながら決めています」と荒井史野施設長。また、同店のコーヒーは、東日本大震災の被災地・岩手県の作業所から送られてきたコーヒー豆を使用している。スタッフの佐藤優さんは「コーヒーやごはんを美味しいと言ってもらえると嬉しい」とやりがいを感じている。
ボトルキャップ支援も
店頭では4〜5年前から、他作業所と協力してペットボトルキャップの回収にも取り組んでいる。これまでにワクチン2千人分に値する161万個のキャップを送っている。
営業は午前9時から午後5時まで(土日祝、第1・3金曜日は休み)。(問)【電話】045・323・6656
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|