錦台中学校・西寺尾小学校・西寺尾第二小学校の児童・生徒が10月30日、神之木地区センターとアクロスプラザ前で募金活動を行った。
参加したのは、3校で児童会や人権委員、社会福祉委員に所属する約40人。生徒らは二手に分かれ「東日本大震災の被災者に募金をお願いします」と、道行く人に呼びかけた。
「東日本大震災を風化させるな」
募金活動のリーダー役を担った錦台中は、昨年12月にNPO団体を招き人権講座を開催した。講演者の「東日本大震災を忘れないでほしい」という言葉に感銘を受けた生徒たち。そこで、社会福祉委員が中心となって今年2月から毎月1回、復興のための継続的な支援を行うことを目的に、校内で募金活動を行ってきた。今回の共同ボランティア活動は、錦台中ブロック内の小学校と一緒に取り組むことで、小学校と中学校のつながりを深めることも狙ったという。
30日と31日には各校内でも募金が行われ、計12万5761円が集まった。これらはNPO団体を通じ被災地に寄付され、復興に役立てられる予定だ。
錦台中学校の枝迫大成校長は「このボランティア活動を通じ、人を思いやる気持ちと人のためにできることを実践する力を養ってほしい」と話し、生徒らの活動を見守っていた。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|