ボクシング 大平選手、日本王者に 神奈川区から世界へ
「ベルトが腰に巻かれた時は、重みを感じました」
1月17日に後楽園ホールで日本ミニマム級王座決定戦が行われ、白幡西町在住の大平剛選手(29歳・同級1位・花形ボクシングジム所属)が悲願のベルトを手にした。
初タイトル戦となった試合の相手は、同級2位の多打魔炸獅選手(TI山形ジム)。当日は、1ラウンド目から手数を出して流れをつくった。テクニカルなスタイルを得意とする大平選手はフットワークを活かし、的確にパンチを当てポイントを稼いだ。1ラウンドの途中、バッティングにより右目上を負傷したが、一度つかんだペースが崩れることはなかった。カウンターを駆使するなど終始大平選手が優勢に進め、3-0の判定で完勝。同ジムで6人目のチャンピオンが誕生した。
大平選手は、「イメージ通りの試合ができた。試合中も落ち着いていて応援が聞こえたので、力をもらえました」と振り返る。「今後はチャンピオンとして認められるように、一つひとつ勝っていきたい」と話すなど、防衛戦での勝利を次の目標に据える。
同ジムの花形進会長は、「派手なパフォーマンスをするタイプではないが、ジムに勢いをつけてくれた。2、3度防衛すれば世界もありうるんじゃないか」と話している。
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