4月3日に告示、12日に投開票される神奈川県議会議員選挙へ向けて、神奈川区から立候補を予定する顔ぶれが出そろってきた。本紙の調べでは定数3に対し、現職3人と新人4人の合計7人が名乗りを上げており、混戦も予想される。(3月2日起稿)
3議席を争う県議選。現職では前回の得票順に、自民党の梅沢裕之氏(58歳・3期)と公明党の藤井深介氏(57歳・4期)、神奈川みんなの改革の軽部和夫氏(63歳・1期)の3人全員が立候補を表明。新人では、共産党の柴田豊勝氏(68歳)とネットワーク横浜の杉山典子氏(56歳)、民主党の中村武人氏(40歳)、維新の党の二茅伸年氏(36歳)が出馬の準備を進めている。
7氏の訴え
梅沢氏は現在、議会運営委員長を務め「県民の声を的確・迅速にいかすことが大切」と訴える。
2011年度に副議長を務めた藤井氏は、「3つの特区」の推進と防災・減災の街づくりを主張する。
軽部氏は、みんなの党の改革路線を引き継ぎ、道州制を含めた地域分権の推進を訴える。
前回市長選に挑戦した柴田氏は「住民目線の県政」を掲げ、市会議員12年間の実績をアピールする。
11年まで3期連続で市会議員を務めた杉山氏。紅一点としてシックハウスやアレルギー対策を訴える。
中村氏は県から基礎自治体への財源と権限の委譲と、それに伴う議員定数の削減を主張する。
会社員だった二茅氏は、行政のシステム開発に携わった経験をいかし「災害に強い街づくり」を目指す。
前回選挙の神奈川区の投票率は45・38%で、次点までわずか215票差の大接戦だった。
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