六角橋商店街にある雑貨店兼ギャラリー「あけ/たて」で8月20日から23日まで、青柳春香さん(28)=入江在住=による個展が開かれた。
「落書き」が画法に
西寺尾小、錦台中出身の青柳さん。小さい頃から絵を描くことが好きで、横浜美術短期大学ではグラフィックデザインを専攻した。卒業後しばらくは創作活動から遠のいていたが、一年前、調剤薬局で勤務中にたまたまペンを走らせた落書きがきっかけで再び創作意欲に火がついたという。
その落書きというのが、ミリ単位の様々な柄をパッチワークのように組み合わせて一つの絵にするという画法。和柄やペイズリー柄のような無数の模様によって濃淡ができ、作品に独特の質感を与えている。個展では13点が展示され、来場者は顔を近づけてその緻密な技に目を凝らしていた。
生まれて初めての個展に、青柳さんは「今後も働きながら創作活動を続けて、また個展を開きたい」と意欲をみせている。
![]() ミリ単位の柄が集まり一つの絵となる画法を操る
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