神奈川区が舞台の作品
横浜市歴史博物館はこのほど、れきし絵本『よこはまの うらしまたろう』を制作し、市内の認可保育所・幼稚園（認定こども園を含む）９８３カ所に寄贈した。
市内に伝わる風習や歴史にまつわる話を楽しく子どもに読んでもらおうと、歴史博物館は昨年から「れきし絵本」シリーズを刊行しており、今年は神奈川区に伝わる浦島太郎伝説をもとに制作された。
絵本の制作・寄贈は、文化庁からの補助金を活用。神奈川区内への配布については、神奈川ロータリークラブ（野口隆史会長）が取り組む「『浦島太郎伝説』を通じた郷土愛醸成プロジェクト」事業の一環として実施された。
野口会長は「区内保育園や幼稚園への寄贈はプロジェクトの第一歩。小学校への贈呈なども視野に入れている」と話している。
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