横浜市は11月11日、公園の清掃美化活動や利用マナーの啓発などを行うボランティア団体「公園愛護会」に対する表彰式を、横浜情報文化センター=中区=で行った。神奈川区からは2団体と7人が選ばれ、平原敏英副市長から表彰状が贈られた。
横浜市公園愛護会表彰は、日ごろの公園施設の維持管理、運営に長年尽力し積極的に取り組んでいる個人や団体を表彰するもの。公園愛護会は、市内2654公園のうち約9割にあたる2384の公園で結成しており、今回は市内全体で37団体と61人が表彰された。区内からは2団体と7人が選ばれた。
松ケ丘公園
団体表彰を受けた松ケ丘公園愛護会(古賀毅会長)は2004年に発足。メンバー8人が月2回のペースで活動しており、球根や草花の植え付けのほか、落ち葉による肥料づくりなども手掛ける。地元自治会と協力し、集団登校の出発場所となっている同公園での声かけを実施するなど、防犯活動に取り組んでいることも評価された。
古賀会長は「災害時などにも活用できるよう、公園を中心としたコミュニティーを作っていきたい」と今後の抱負を語った。
松見八幡公園
同じく松見八幡公園愛護会(星川朗会長)は古くから花づくりが盛んで、この春に花壇を2倍にした。「広くしただけ草刈りは大変。夏場は毎日のように水やりに行きます」と星川会長。
5人のメンバーは、学童クラブの子どもたちと一緒に植えた花を大切に育てている。「公園をくつろぎの場としてもらえるよう、花を絶やさないように活動していきます」。こうした地域全体での愛護活動が評価された。
個人の受賞は以下のとおり(敬称略)。
▽酒井弘(白幡南町公園愛護会)▽高山和昭(白幡南町第二公園愛護会)▽田中修(羽沢長谷第三公園愛護会)▽餅田宏一(東横フラワー緑道第三公園愛護会)▽小西一三(幸ケ谷チェリー公園愛護会)▽川上琢徳(浦島丘公園愛護会)▽宮嶋ミサ子(南二ッ谷公園愛護会二ッ谷公園愛護会)
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