2014年ソチ五輪や17年世界フィギュアスケート選手権で男子金メダルを受賞した羽生結弦選手が8月16日、神奈川区制90周年事業の一環として実施されるスケートイベントに参加することがわかった。同実行委員会では、同イベントにに参加する子どもと保護者300人を募集している。
「かめ太郎 真夏の氷上カーニバル」と題された同イベントは、神奈川区のシンボル的施設である横浜銀行アイスアリーナで行われる。
第一部(午後2時〜4時)では、世界のトップスケーターである羽生選手が、エキシビションと子どもスケート教室(一部指導)を行う。第2部(午後5時15分〜7時45分)では氷上綱引大会が企画されている。
震災後の練習拠点
宮城県出身の羽生選手は東日本大震災後の約8カ月間、恩師のいる神奈川スケートリンク(当時)を拠点に練習に励んでいた。今回の区制90周年記念イベントへの参加表明は、かつての恩返しの意味合いもある。当時を知るコーチによると、羽生選手は練習の合間に隣接する反町公園に行っては年下の生徒たちと鬼ごっこをして遊んでいたという。
参加対象者は、区内在住・在学の子ども(小学生以下)とその保護者300人を予定。応募者多数の場合は抽選。ただし、エキシビションの観覧は立ち見で、子どもスケート教室は1人で滑走できる小学生が対象となる。
第1部の申し込みは、往復はがきに【1】代表者の住所・電話【2】全員の氏名(子どもは年齢とスケート教室参加希望有無)を記入して、〒221―0824神奈川区広台太田町1の1横浜銀行アイスアリーナへ郵送。7月21日必着。往復はがき1通で子ども3人と保護者2人まで申し込み可能。詳細は区ホームページ。問い合わせは区地域振興課【電話】045・411・7094。
神奈川区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|