六角橋中学校(阿部雅子校長)は3月15日、中学1年生約300人を対象に、キャリア教育の一環で職業講話を開催した。六角橋自治連合会や株式会社さくらノートの紹介でそれぞれジャンルの違う12事業所が集まり、出前授業を行った。生徒は働くことの大切さについて理解を深めた。
同中学校1年時のキャリア教育では、「職業に就く人の生の声を聞くこと」を、働くことの大切さや職業(進路)について正しい考え方を身に付ける機会として実施している。2年生では「職場体験」、3年生では「進路選択」へと繋がっていくカリキュラムだ。
今まで「職業講話」は体育館に学年全員を集め、3ほどの講師を招く、講演会の形式をとっていたが、今回から規模を拡大。職種が異なる12事業所が集まり、それぞれ教室に分かれ30分ずつ出前授業を行った。
町内会が協力
郵便局やタクシー会社、印刷会社、航空業界、など彩な職種が集まった。六角橋自治連合会(森勤会長)や学校などにキャリア教育支援マガジンなどを発行している株式会社さくらノートの紹介により実現したもの。生徒たちが事前学習で「職業調べ」を行ったことを踏まえて、12事業所ある中から、興味がある職種の話が聞くことのできる環境が整った。
仕事のやりがい語る
それぞれの講師は、黒板や映像を見せ、日々取り組む仕事についての「やりがい」や「楽しさ」「大変さ」を語った。生徒は「働くことは生活のために、お金をもらうことだけかと思ったけど、人や社会のために自分ができることを一生懸命にやる意味もあるとわかった」と感想。学年主任の佐々木健教諭は「講話を通して就職が稼ぐだけではなく、自己実現や生きがいに繋がることをわかってもらえたら嬉しい」と述べた。
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