カジノ誘致を勝手に決めないで 日本共産党横浜市会議員 宇佐美さやか
林文子市長は8月22日に、突如カジノ誘致を正式表明しました。
白紙の態度から一転、カジノ誘致を決断した理由を「横浜の人口減少により税収が下がるため、IR(統合型リゾート)が必要」と言いました。しかし、本当にカジノは横浜の将来にとって必要でしょうか。市長選挙を前後して、市長は「白紙」と言い続け当選しています。カジノ誘致を勝手に決めた市長に対して「勝手に決めるな」という声があがっています。
住民投票めざす
カジノ誘致の是非を問う住民投票条例の制定をめざす署名運動が始まります。署名を集めて下さる方々を募集しています。カジノ誘致に反対の方もカジノ賛成の方も「市民の声を聞いてほしい」という点では一致できます。ぜひ登録いただき、署名集めにご参加いただきたいと思います。
第3回定例会閉会
市会第3回定例会が10月16日に閉会しました。市長が提出したカジノ誘致の調査費約4億円もの補正予算案は、共産党、立憲・国民フォーラム、一人会派の5人の議員が反対しましたが、自民・公明の賛成多数で可決してしまいました。
定例会最終日には、9月の台風15号で護岸が崩壊し、浸水した金沢区の産業団地の被災された事業者と被災した農家の方々への支援金が補正予算として全会一致で可決されました。
党市議団は、9月15日に産業団地の被災現場を視察、それを踏まえ20日に「台風被害の全容把握と生活再建最優先の被災者支援策強化の申し入れ」を市長あてに行いました。民間住宅については大規模半壊以外の一部半壊には公的支援はありません。市長に市独自の支援制度を求めましたが、いい返事はありませんでした。
温暖化対策待ったなし
9月の台風15号、10月の台風19号とその前後の大雨により全国各地で甚大な被害が出てしましました。「異常」「想定外」が常態化しつつあるのは、地球温暖化の影響です。地球温暖化対策は急務です。今後、台風の大型化の原因である海水温の上昇を抑えるための本腰を入れた対策を横浜市に求めていきます。
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