片倉町で24年間地域医療を支えてきた「しずか耳鼻咽喉科」が住民に惜しまれつつ閉院した。
同院の静隆雄院長は国立がん研究センターで勤務後、39歳で独立しクリニックを開院。痛みや負担のない診療を心掛け、地域医療を支える町医者として0歳から90代まで多世代の診察にあたってきた。カルテは4万7千に及ぶといい、「地域の人に優しくしていただいた。スタッフの皆もよく働いてくれました」と回顧する。
静院長は4月末に引退し、使命感のある若手医師の藤田聡子さんに事業継承すると決めた。同院は「片倉町みみ・はな・のどクリニック」と名を変え、静院長の志を引き継いでいく。
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