新型コロナウイルスの流行に伴う緊急事態宣言下で休業を余儀なくされた地域の飲食店や理髪店を支援しようと、鶴屋町町内会が加入世帯などに金券を配布する。足元の経済を地域住民で盛り立てていこうと、地元での消費喚起につなげる。
町会費に応じて1世帯あたり1000円券を2、3枚、賛助会員の企業にも会費に応じた枚数を配る。鶴屋町2丁目・3丁目にあるレストランや寿司店、中華料理店、居酒屋など18店と理髪店3店で利用できる。おつりは出ない。
町内会は約240世帯が加入しており、賛助会員向けの配布数などを合わせると発行枚数は1600枚、事業規模は160万円。費用は町内会予算から捻出する。澤兼一郎会長は「貯めていてもしょうがない。こんな時だからこそ、会員に還元するべきだと思う」といい、役員の承認を得て準備を進めてきた。
発案者で同町内会青年部の澤道正さんは、「近所にはいいお店がたくさんあることを知らない人も多い。金券を使って、これまで足を運ぶ機会のなかった地元のお店を応援してもらえたら」と話している。
金券は25日以降、自治会関係者による戸別訪問と郵送で配布する。利用期限は12月31日まで。
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