反町駅前通り商店街が、地域のにぎわいづくりにつなげようと独自の商店街ソングを考案した。「反町駅前通り商店街〜ソリマチと呼ばないで〜」――。誤読されやすい町名を逆手に取った自虐的なタイトルだが、生活利便性の高さや歴史、散策スポット、年中行事などを紹介する歌詞は「反町愛」にあふれている。
関わりのあるまちづくりアドバイザーから商店街の歌を作る事業があることを紹介され、昨年4月頃から制作を開始した。商店主らは、歌詞に盛り込むために反町の特徴や魅力を列挙。テレビ番組から誕生した音楽ユニット「羞恥心」の編曲などを手掛けたこともあるミュージシャンで、さまざまなNPO法人でも活動する岩室晶子さんに作詞と作曲を依頼した。
歌には商店主やその家族など8歳から77歳までの幅広い年代が参加し、反町駅前ふれあいサロンで収録を行いながら約1年かけて完成させた。歌の中にはラップも織り交ぜ、サビでは「ソリマチ」と読み方を間違えられやすい町名をネタにして「タンマチ」と連呼するなど、ユニークな歌詞が耳に残る。
ミュージックビデオも
曲に合わせて制作したミュージックビデオ(MV)は、地域の行事やまちの今昔、商店主らの歌唱シーンなどが歌詞に合わせて切り替わり、映像を通してまちの魅力や人柄をアピールしている。商店街の斎藤隆会長も、俳優の名前をもじった「反町(たんまち)たかし」というキャラクターで登場。「右も左も分からない中での制作でしたが、キャッチーな曲と映像ができました」と満足げだ。
完成した曲は、商店街のイベントや加盟店の店頭で流すといった活用法を考えているという。斎藤会長は「この曲がきっかけになって、より愛される商店街、地域になればうれしい。新しく反町に移住してきた人にも聴いてみてほしい」と、地元を盛り上げるために声を枯らす。
MVは動画共有サイト「ユーチューブ」で公開されている。「反町商店街ソング」と検索するか、二次元コードからも視聴できる。
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