横浜市政や横浜をめぐる問題を考える市民団体「横浜未来構想会議」が5月22日に発足し、記念講演会が同日、中区のホテルで行われた。
同会議は、横浜市会議員を2期務めた斎藤勁元衆議院議員をはじめ、今夏の横浜市長選で争点となるカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致に反対する関係者らが呼び掛けたもの。議長には、横浜港運協会前会長で横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長が就任した。
藤木会長は、世界銀行などが行った世界のコンテナ港湾の効率性ランキングで横浜港が1位になったことを挙げた上で、「山下ふ頭の将来は日本の将来。命を懸けて守る」と改めてIR誘致に反対の姿勢を示した。
同会議は賛同者を募りながら、IR誘致にまつわる市の動きや新型コロナウイルスの対応などを検証していく。同時に市長選へ向け、賛同者から集めた市の問題点や解決策を公表するという。
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