日産自動車(株)横浜工場=宝町=は、7月5日から新型コロナウイルスのワクチン職域接種を開始した。工場で働く約3200人を対象に、社内の食堂を会場として9月上旬までに2回分の接種を終える予定。
接種対象者は工場に勤務する社員などで、同居する家族などは対象外となる。接種に必要な予診や接種業務は、工場内に設けられている診療所の日産健康保険組合産業医と看護師が務めている。
接種初日となった5日は試験的に70人が会場に並び、動線や所要時間の確認などを行った。1回目の接種を終えた従業員は、「思ったより痛くなく、家族にも安心してもらえるので受けられて良かった」と振り返った。
計画では1週間で1200人ほどを目標に接種を進めていくとしており、担当者は「工場の生産はリモートワークでの対応が難しい部分もある。従業員に安心して働いてもらうとともに、(感染を)地域に広げないためにもなるべく早く接種を進めたい」と話している。
同工場では、車両のエンジンやモーター、サスペンションなどの自動車部品を生産している。
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