路上での人命救助に貢献したとして、神奈川消防署は市資源循環局神奈川事務所の職員2人に感謝状を贈った。
職員は7月、菅田町でふらつきながら歩いていた男性が路上に倒れたのを発見し、呼び掛けに反応しないため119番通報した。通報を受けた指令管制員は緊急度や重症度を識別するコールトリアージで心肺停止と判断。2人は救急隊が到着するまでの約8分間、電話で指導を受けながら心臓マッサージを行った。
男性は駆け付けた菅田の救急・消防隊が使用した自動体外式除細動器(AED)により心拍が再開したが、呼吸停止の状態が続いていたため人工呼吸を継続。市のワークステーション救急隊が到着し、横浜市民病院に搬送された。後遺症もなく1人で歩くことができたため、約10日後に退院したという。
13日に同事務所を訪れた星野雅明署長は、「ありがとうございます」と2人に感謝状を手渡した。
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