白幡幼稚園の園児らは、地震や台風などの大規模災害に備えた徒歩訓練「防災まち歩き」を3月31日に行った。
幼稚園では園庭があるため外出する機会が少なく、有事の際に活用する園周辺の防災施設などを把握することが難しいという。そこで同園は、区と横浜市立大学が協働で行う「保育・教育施設防災アドバイザー派遣事業」を活用し、防災まち歩きの実施へ。開催前に園児らは、道の標識について解説する図鑑などを読むことで事前に準備をした。
クイズも楽しみながら
当日は今年の4月から小学校に進学した年長園児18人に加え、区職員や市大の三輪律江教授らも参加。3つのグループに分かれ、神社や公園、目印となる施設や物を見てまわり、約1・5Kmを1時間ほどかけて歩いた。道中では災害時に危険・安全な場所や消火栓となるマンホール、初期消火のための器具設置場所を確認。また同園が作成したチェックシートのクイズにも挑戦し、歩きながら答えを探すなど楽しみながら防災について理解を深めていた。
同園の木元茂園長は「小学生からは1人で登校したりするので、通学路や家、学校の周りがどんな場所で何があるのか意識してもらえるようになれば」と話した。今後は保護者にも防災意識を啓発できるようなイベントの企画や、園独自で防災まち歩きの継続をしていきたいとしている。
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