■おすすめの本は・・・
『ビアトリクス・ポター 描き、語り、田園をいつくしんだ人』
著者:ジュディ・テイラー著/吉田新一訳
出版社:福音館書店 発行:2001年
■こんなお話です
ピーターラビットの絵本が1902年に出版されて、120年になります。
世界中で愛されているピーターラビットですが、その作者のビアトリクス・ポターはどのような人物なのでしょうか。ピーターラビットの絵本は、ビアトリクスの家庭教師をしていた女性の息子にピーターという、うさぎの話を絵手紙にして送ったのがきっかけで誕生しました。
この本は、ポターが残した日記・手紙・写真を多用し、絵を描くことが好きな孤独な少女時代、絵本の出版に奔走した時代、農業に従事した晩年までを丹念に追っています。
彼女の何事にも真面目に取り組み、探求心に富み、行動力に溢れた姿に感銘を受け、もう一度、「ピーターラビット」の絵本を読みなおそうという思いにさせてくれる一冊です。
■おすすめの理由は・・・
各作品の背景を理解すれば、更にピーターラビットの世界を堪能することができるでしょう。ビアトリクス自身が作ったピーターラビットの人形の写真も載っています。今でいう関連商品の販売も手掛けていました。
《協力:神奈川図書館》
横浜市神奈川区立町20-1/【電話】045・434・4339
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