意見広告・議会報告
神奈川区の温故知新【1】 意見広告特別対談 神奈川台場を活かしたまちづくりを 自民党横浜市会議員 ふじしろ哲夫
自民党横浜市会所属の藤代哲夫議員が「温故知新」をテーマに神奈川区内の事業者と特別対談を実施。第1弾は、神奈川台場の保存と活用を推進する公益社団法人神奈川台場地域活性化推進協会の山本博士理事長と「神奈川台場を活かしたまちづくり」について語りあった。
勝海舟の設計
藤代 神奈川台場は近代横浜の誕生と発展を物語る貴重な遺跡だと聞いております。
山本 神奈川台場は、幕末に横浜港を防備するため、勝海舟の設計で築造された巨大な砲台場でした。横浜が開港した翌年の1860年に完成し、外交儀礼上の祝砲を放つ施設として利用されました。その後は、横浜の発展と共に埋め立てられましたが、今も地面の下でほぼそのままの形で現存する石積は、開港都市横浜の誕生する象徴的かつ貴重な遺跡です。
藤代 関東大震災や横浜大空襲により、開港期の建物や遺構がほとんど残っていないなかで、神奈川台場の遺跡を保存し活用することはとても大切なことですね。
山本 その通りです。当団体は、1992年に設立された神奈川台場を守る会を前身に神奈川台場の遺構調査や保存、活用を推進するために、2013年4月に公益社団法人化しました。まちの歴史を次世代にも知ってほしいという思いから18年には、『神奈川台場物語』と題した小冊子を発行し、神奈川区、西区、中区にある公立小学校6年生を対象に3年間で計1万冊を寄贈しました。
藤代 神奈川台場の歴史や魅力を多くの方に知ってもらう取り組みは、どんどん進めていくべきだと思っています。神奈川台場が眠る周辺の東高島地区では、再開発などが予定されています。新たなまちづくりを考えるなかで、神奈川台場のような歴史的に貴重な遺構を活かすことは、その地域に活気を呼び込むことにも繋がります。
山本 当団体としても、地域住民の方や地元政財界と協力し合いながら、神奈川台場のよりよい活用を模索していければと思っています。
藤代 ともに進めていきましょう。山本さんありがとうございました。
企画・制作▽ふじしろ哲夫事務所【電話】045・439・3535
|
|
|
|
|
|
|
人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html |
<PR>