意見広告・議会報告
意見広告 責任と挑戦!神奈川をもっと元気に 神奈川区選出の県会・国会、二人の政策通議員が緊急対談
開かれた議会と政治の責任
中西 第112代神奈川県議会議長として、昭和41年に建設された議場を、初めて一般に公開されましたね。
梅沢 実際に議員が活動する議場という「場」の臨場感が、県民の皆さんに理解と関心を深めていただくことに役立つと考えました。
中西 野球でもグラウンドに立つと観客席とは違った感覚が残りますから、何か大事なものを持ち帰っていただけると思います。
梅沢 私が「開かれた議会」を強く意識しているのは、神奈川県の抱える課題やニーズが非常に多様で複雑だからです。巨大な首都圏の一角をになう工業と商業・住宅地域、複雑で長い海岸線に沿った地域や高い山々がそびえる地域など、本当に変化に富んでいます。
中西 そこにオーストリアやスイスなどよりも多い約920万人が生活をしている訳ですから、政策を立案して着実に実行していくのは大変だと思います。
梅沢 まさに、ひとつの国が動いているという感じです。たとえば昭和33年の調査開始以来増え続けていた県の人口は、令和3年に初めて減少し始めました。30年後には100万人も減ると予想されています。その一方で私の地元である神奈川区では、まだしばらく人口が増加すると言われています。
中西 鶴見区も増加が続くのですが、人口が増える地域と減る地域とでは、課題や政策の優先順位が違ってきます。
梅沢 それに対して誰もが大喜びできるような解決策が、ポンと出せる訳ではありません。これは出来るけれどこれは難しい。予算の問題もありますから、ご理解をいただかなければいけないこともあります。
中西 国会も同様ですが、政治の責任ですね。
梅沢 耳に心地良いことばかりを言うのは無責任だと思います。ただ、難しい選択であればあるほど、そこに至る議論がきちんと見えていないと納得していただけません。したがって「開かれた議会」であることがとても大切な訳です。
県全体の課題を見つめて
中西 大きな政令指定都市が3つもあるなど、県としては色々と難しいところがあると思います。
梅沢 水道事業ひとつとっても、県全体が「かながわ水道」として力を合わせて取り組まねばなりません。県内には36の事業者がありますが、施設の老朽化や人口減少による水の需要の減少に直面しています。
中西 メンテナンスに加えて規模の縮小の問題にまで踏み込む必要があるということですか。
梅沢 神奈川県内広域水道企業団は、県内の約半数のご家庭に届く水道水を安定的に供給するために設立され、私もこの事業団の議会議員として無駄のない運用に取り組んできましたが、効率化をさらに加速させていきたいと思います。
中西 非常に難しい選択と調整を迫られることになります。それぞれの水道事業者の垣根を越えてオール神奈川で取り組まなければなりません。
梅沢 少子化問題や急傾斜地対策、インフラの整備、生活や事業支援など、私たちは数多くの課題に直面しています。政策の実行には様々な制約がありますが、必要なところにきちんと予算を配分することで解決をはかってきました。これからも広域行政を担う県議会議員として、市・県・国の連携によって取り組んでいきます。
中西 私も国政の立場から、しっかりとサポートします。より魅力的な神奈川県のために、一緒に頑張りましょう。
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