新子安南部町内会(森田岩男会長)の町内会館が新設され、3月31日には、新会館で落成記念式典が開催された。
子安小跡地に
新子安南部町内会は、現在2500を超える世帯を抱え、新子安周辺地域では最大の町内会。しかし、それまで使用していた会館は、建物も古く手狭だったため、町内会の集まりなどの際は、別の施設を借りて開催していたという。「せっかく人口も増えているなか、地域交流の拠点の新設は長年の課題だった」と森田会長は振り返る。
土地探しも難航するなか、3年前に、子安小学校の移転(2018年)でできた空き地(新子安1の24週辺)に目をつけた森田会長が、区役所を通じて市長に手紙を送り、会館新設の構想がスタート。その後も各所との調整など苦労を重ねながら、3年越しの思いで落成に至った。
式典には、町内会のメンバーのほか、周辺町内会の役員や地域・行政・事業の関係者らが参加。新子安の地区担当でもある神奈川区役所福祉保健課長の大友喜一郎さんは、「新会館は、会長や地域の皆様の尽力の賜物。住民の方々が集い交流する憩いの場、地域課題解決の場になると期待したい」と笑顔で挨拶した。さらに鏡開きと乾杯に続き、町内会メンバーによる合唱も披露。最後には、参加者全員で歌を歌い、地域の念願であった新会館の完成を一同で祝った。
森田会長は、「丸3年かかったが、無事に迎えられて何より。行政や設計・施工に携わってくれた企業に感謝したい」と話し、「今後は、旧会館も併用しながら、近隣の町内会も含め、今まで以上に多くの人に気軽に利用してもらえるよう、地域の活性化のため、最大限に活用していきたい」と意気込みを口にした。
省エネ事業も
今回の事業は、横浜市の「集会所エコリノベーション補助制度」の対象で、断熱力の高い複層ガラスが使用されている。制度の窓口である横浜市住宅供給公社の担当者は、「夏は涼しく冬は暖かく、室内の環境を快適にしながら、効率を高めることで電気代の節約にもつながる」と語る。
4月16日(日)午後1時半〜は、同会館を会場に説明会も実施。制度の説明のほか、実際の窓を見ながら専門家からその効果や機能を詳しく学ぶことができる。詳細は、同社街づくり事業課【電話】045・451・7740。
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