■おすすめの本は・・・
『ディック・ブルーナ “ミッフィー”を生んだ絵本作家』
著者:ブルース・イングマン、ラモーナ・レイヒル
訳:北川玲
出版社:河出書房新社
発行:2020年
■こんなお話です
2023年はうさぎ年ですね。図書館の本棚で出会えるうさぎといえば、丸い顔にぴんと伸びた耳、こちらをじっとみつめるうさぎの子「ミッフィー(うさこちゃん)」。誰もが一度は目にしたことがある絵本のキャラクターではないでしょうか。
1927年オランダに生まれたブルーナは、家業の出版社の表紙デザインを手がけていましたが、そのシンプルかつオリジナルなデザインの才能は、次第に絵本作りの道へ広がっていきます。この本では、ブルーナの若かりし頃のグラフィックデザイン作品がカラーで楽しめます。
ちなみに、ミッフィーのオランダでの名前は「ナインチェ」。「小さいうさぎちゃん」という意味のコナインチェを縮めたものだそうです。日本では、福音館書店版では「うさこちゃん」、講談社版では「ミッフィー」の呼称で親しまれています。
■おすすめの理由は・・・
定規を使わずに線を引く絵本づくりの過程、初期のミッフィーは今と姿が違う!?など、作家の裏側を知ることができます。
《協力:神奈川図書館》
横浜市神奈川区立町20-1/【電話】045・434・4339
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