陽光院=三ツ沢中町11の9=で6月24日、「初めてのお盆講座」が開催された。
核家族化などを背景に次世代への風習の伝承が課題となる中、同院の西山修浩住職が「お寺が地域への伝え手になりたい」と企画したもので今回が3回目。10人の参加者からは「新盆を控えているので正しい知識を勉強しようと思った」といった声が聞かれた。
講師を担当したのは、「お仏壇の日本堂」桜木町店の久保田真史店長。中国の仏教の習わしと日本の神道の信仰が融合したというお盆のルーツや、先祖を迎える提灯や精霊棚について分かりやすく解説した。さらに迎え火・送り火の体験も行い、参加者は真剣な表情で取り組んでいた。
久保田店長は、「今の私たちの暮らしがあるのは、祖先のおかげ。地域ごとに風習に違いはあるが思いは同じなので、ご先祖様や亡き親族の追慕や供養をするお盆を大切にしていってほしい」と話した。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
横浜文化賞に藤竜也さん、崎陽軒・野並会長ら5人9月20日 |
|