神橋小学校6年の村田朱衣さんが7月25日、「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」に神奈川区代表として出場した。
きっかけは"ゴリラ"
村田さんがスピーチのテーマにしたのは「森林保全」。興味を持ったきっかけは、ゴリラだという。愛知県の動物園でイケメンゴリラとして有名になった「シャバーニ」をテレビで見るとすっかり虜に。5年生ではゴリラを題材に自由研究を行うなど学習を深めた。その中で森林伐採等が原因でゴリラが絶滅危惧種であることを知り、環境問題にも関心を持つようになったという。
なかでも村田さんが注目したのが「FSCマーク」。環境や動植物の保護など責任ある管理がされた森林やリサイクル資源からできた木材や紙製品につくマークで、段ボールやお菓子の箱、牛乳パックなど身近な商品についている。「探すとたくさんあるので、買い物をする時のちょっとした配慮で、自然や動物を守ることができる」と村田さん。今では、家族みんなでマークを探す習慣が身についたという。
各区の代表20人が参加したコンテストでは、上位6人の入賞は逃したが、「緊張せずに今まで一番上手に発表できた」と堂々とスピーチを披露した。「学校や地域の人たちにもマークのことを知ってもらいたい」といい、現在はオリジナルポスター作りにも挑戦している。「完成したら学校や町の掲示板に貼りたい。自然環境を守る思いが広まれば嬉しい」と笑顔を見せた。
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