10月10日の世界メンタルヘルスデーに合わせ、NPO法人シルバーリボンジャパン(横浜市泉区)が東京タワーや神奈川県庁などのライトアップイベントを行う。代表の関茂樹さんは「関心を持ってもらい、正しい理解が広まるきっかけとなれば」と呼びかける。
世界メンタルヘルスデーは世界精神保健連盟が1992年に定めたもの。のちに世界保健機関(WHO)も協賛し、10月10日は正式な国際記念日とされている。
「正しい理解を」
シルバーリボンジャパンは脳や心に起因する疾患や障害のほか、メンタルヘルスへの理解促進を目的に活動を続けている。代表の関さんは「メンタルヘルスという言葉は広まってきたものの、正しい理解はまだまだ広まっていないのが現状」と指摘。「精神の病気は誰もがなりうるもの。回復できないものではないということも知ってもらえたら」と思いを語る。
県庁や市庁舎で10月7日〜
同団体は厚生労働省の協力を得て、2020年に初めて東京タワーのライトアップを実施。今年は製薬企業のルンドベック・ジャパン(株)との協力のもと、札幌、仙台、名古屋、京都など全国20カ所で実施する。
神奈川県庁や横浜市庁舎などでは10月7日から13日にかけて、シルバーリボンの銀色とメンタルヘルスの象徴として緑色のライトアップを行う予定という(一部では単色のみ)。
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