羽沢小学校(川村智子校長)3年生の児童が、近隣農家の畑を借りてキャベツ作りに挑戦している。収穫後には販売する予定で「羽沢のキャベツ」の魅力を知ってほしいとレシピを考案。12月5日には日比野政芳神奈川区長が同小を訪れ、そのレシピから生まれたキャベツを使った料理を試食した。
神奈川区を代表する農産物として知られるキャベツ。主に羽沢・菅田の農業専用地区で生産されている。キャベツ生産が盛んな地区で学校教育を展開する羽沢小学校では「羽沢のキャベツ」を教材とした授業が長年続けられている。
同小の3年生(66人)は、総合的な学習の一環でキャベツ作りに挑戦。学校前の畑で農家を営む内田洋幸さんの協力のもと、畑の一部を借りて栽培している。児童らは夏休みを利用して、各家庭で種から苗を育て、9月中旬に畑に植え替えた。その後は、内田さんの指導のもと、水やりなどを行いながら、育てている。1月には収穫する予定で、収穫後には簡易販売所を設け、保護者などを対象に販売する。
もっと魅力を
自ら育てたキャベツの販売会を控えた児童たちは、「羽沢のキャベツ」を使った料理のレシピづくりに挑戦。児童らによると「羽沢のキャベツの持つシャキシャキ感やみずみずしさを生かせるレシピをつくることで、キャベツの魅力をもっと伝えたい」と取り組んでいる。
12月5日には、当紙で展開している「区長の人・まち探訪」コーナーの取材で日比野区長と内田さんが同小を訪問しており、「区長や内田さんにも試食してもらえたら」と試食会が実現。学校調理員から聞き出したレシピをもとに児童たちが調理し、フレンチサラダやひじきとコーンのサラダ、キャベツの即席漬けなど全5種類のメニューを作成。日比野区長と内田さんは、調理を行った3人の児童の前で、それぞれ1種類ずつ味わった。
児童に感想を求められると日比野区長は「シャキシャキ感やみずみずしさが感じられる羽沢のキャベツの良さを生かしたレシピになっていた。とても美味しくいただきました」と感想。内田さんは「羽沢のキャベツの美味しさが生かされていた。羽沢の魅力を知ってもらいたいと子どもたちが取り組んでくれるのはとても嬉しい」と笑顔で話した。
区長や内田さんの感想を聞いた児童たちは、それぞれの教室で共有し、さらにレシピ作りを進めていく。販売会は1月頃を予定している。
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