日産自動車株式会社横浜工場=宝町=は12月21日、京浜急行電鉄株式会社=西区=とのコラボ企画「横浜で乗り物探検!」を開催した。
県内の企業博物館同士の情報交換を目的とした「神奈川県企業博物館連絡会」での交流がきっかけ。乗り物に携わる両者でのコラボは、コロナ禍で先送りとなっていたが今回初開催となった。
当日は、神奈川県内の親子が参加。前半は横浜工場で、ゲストホールのエンジンミュージアムと工場の見学を実施。"技術の日産"が詰まったエンジンの秘密を勉強して、ロボットと人が協力して製作している場面を間近で体感した。子どもたちは「エンジンはピカピカでかっこいい」「すごい重いものもロボットは軽々持ち上げていてすごい」などと、普段は目にすることができない自動車づくりの裏側を楽しんでいた。同ホールの高川幸男館長は「ものづくりのすごさ、楽しさを感じてもらえたのでは」と振り返った。
後半は京急ミュージアムで、車両展示や運転シミュレーションなどを体験。最後には館内を暗くして、京急沿線ジオラマのライトアップも楽しんだ。同館の佐藤武彦館長は「私も電車好きの子どもだった。この中から一人でも将来の運転士になってくれたら嬉しい」と笑顔を見せた。
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