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神奈川区版 公開:2024年1月25日 エリアトップへ

神奈川大学 駅伝チーム 大後栄治さんが勇退 愛弟子の中野さんが後任

スポーツ

公開:2024年1月25日

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力強い握手を交わす中野さん(左)と大後さん
力強い握手を交わす中野さん(左)と大後さん

 神奈川大学陸上競技部駅伝チームを長年にわたり率いてきた大後栄治さんが、1月3日に駅伝監督を勇退した。18日には監督交代記者会見を実施。大後さんの教え子でもある、中野剛さんが後任に就任した。

35年の歴史に幕

 大後さんは1989年、チームの強化を託されコーチに就任。91年に18大会ぶりの箱根駅伝出場を果たした。97年に初優勝すると、翌年に監督に就任して連覇を達成。2017年には、全日本大学駅伝で20年ぶり3回目の優勝に輝いた。コーチ時代を含めて35年間チームに携わった大後さんは、「91年の出場権獲得が一番の思い出。勝てない時期もあったが箱根と全日本の2大会を勝った監督はめったにいない。機会をくれた大学や学生、関係者の皆さんに感謝したい」と語った。

地域への感謝

 自身は日本体育大学でマネージャーとして駅伝に取り組んでいた大後さん。選手経験のない異色のキャリアの中で、「コミュニケーションを大切に、面談もよくやっていた」と対話を通してチームをまとめてきた。キャンパスのある横浜については、「東神奈川を通る時の大応援団は忘れられない。優勝時には、六角橋商店街のお店で選手たちがサービスしてもらったことも」と振り返る。行きつけの店は、喫茶ソフト珈琲=六角橋=で、「定食をよく食べに行って。合宿所がない時代には、選手のご飯の面倒も見てもらった。本当に地域に愛されるチームだと感じる」と話した。

 襷を引き継いだ中野さんは、神奈川大学時代に大後さんの下で選手として活躍。実業団でも選手、指導者としてキャリアを重ね、21年にコーチとして母校に戻った。「大後さんは、常に冷静で親身な指導者だった」と話す中野さん。「主力の4年生が抜けたが、元気があるメンバーが揃い成長に期待したい。粘れてしぶといチームを目指していきたい」と意気込みを語った。

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