西寺尾小学校6年2組で6月21日、サッカーJ2の横浜FCによる特別授業が開催された。
同校では昨年度、5年生のクラスが練習見学などを通じて交流を深め、10月のかながわ区民DAYでは、クラブと神奈川区の魅力をまとめたリーフレットを児童たちが作成して試合会場で配布する連携事業にも取り組んだ。今年度も連携を継続するなかで、当日は、期限付き移籍でポルトガルのUDオリヴェイレンセでプレーする永田滉太朗選手(19)らが登場した。同クラブは、横浜FCと同じ「ONODERA GROUP」が保有する。1つのオーナーが、国籍の異なる複数クラブを保有するのは日本初の試み。複数クラブを保有することで若手選手の海外挑戦を促進するのが狙いで、横浜FCユース出身の永田選手も高校3年の時から、欧州でプレーしている。
まずは、現地で働いていたクラブスタッフらがポルトガルの街並みや文化を紹介。続いて、永田選手が初めての一人暮らしや異国でのプレーの難しさについて話した。児童からの質問コーナーでは、「三浦知良選手に憧れて」と現在は同じチームでプレーするレジェンドがサッカー選手を目指すきっかけの一つであったことも明かした。
最後にはサイン入りカードのプレゼントも。永田選手は、「今できることを100%頑張ること、そして、周囲への感謝の気持ちを持つことが大切」と子どもたちへメッセージを送った。
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