神奈川区防犯協会の新会長に、大口七島地区連合町内会会長の石渡祥男さんが就任した。就任にあたっての思いや、地域の防犯意識向上について聞いた。
--新会長に就任した心境は
「父が県警で働いていたので、小さい頃から近所の交番に寄るなど警察官が身近な存在でした。会長職を受けたからには、住民の安全な生活のために精一杯警察に協力していきたい」
--地区の連合町内会長としてもこれまで地域防犯に関わってきました
「大口七島の連合町内会長を引き受けて6年目です。地域でも防犯は大きなテーマの一つですし、町内でも特殊詐欺の被害に遭われた方もいます。頭では理解していても被害に遭ってしまうというのは悩ましいところです」
--地域の防犯意識向上に大切なことは何でしょうか
「住民一人ひとりが『町の安全は我々が担う』という意識を持つことです。そのためにどういったことをするべきか、防犯協会としても計画立案が大事だと感じています」
--町内会ではデジタル化にも力を入れていますが、防犯協会としては考えはありますか
「自治会町内会向け連絡アプリ『結ネット』を導入し、行政からの防犯情報を流しています。情報の発信は前に進むためにも必要。そういったデジタル化の提案も今後していけたらと思います」
▽神奈川区防犯協会
全国各地にある防犯協会は、警察署の管轄区域を単位として”地域の防犯”を目的に組織化された団体。神奈川区防犯協会では21連合自治会町内会の会長が常任理事に名を連ね「地域安全のつどい」を主催するほか、各地域で独自の防犯活動を行っている。
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