パリ五輪の7人制ラグビー日本代表に選ばれた、横浜市にゆかりがある5選手が7月9日に横浜市役所を訪問。山中竹春横浜市長らに代表内定を報告した。
この日訪れたのは、男子代表は主将の石田吉平選手(横浜キヤノンイーグルス)、女子代表は戸塚区内で活動する内海春菜子選手(YOKOHAMA TKM)、青葉区が練習拠点の堤ほの花選手(日本体育大学ラグビー部女子)、神奈川総合高校=神奈川区=出身の中村知春選手、関東学院六浦高校=金沢区=出身の西亜利沙選手の計5人。
代表メンバー最年長となる36歳の中村選手は、リオ大会以来のメンバー入り。「五輪の借りを五輪で返すことのできる権利を獲得できたのはうれしい。一瞬一瞬を噛みしめて戦いたい。我々の戦う姿で、横浜市の皆さんにもまたラグビーに興味を持ってもらえたら」と語った。
高校時代を金沢区で過ごした西選手は「夏はリカバリーをしに海に行ったり、オフの日は山登りに行ったりと、金沢区はリフレッシュできる好きな場所。たくさんの方にも支えてもらったのでしっかり結果を残して、関東学院六浦のOGとしても背中を見せていけたら」と誓った。
大学ラグビーの強豪・明治大学でもキャプテンを務めていた石田選手は「キャプテンとしてやることは変わらず、行動で示してチームを引っ張るというのが自分のスタイル。そこを貫き通したい」と意気込んだ。
山中市長は「こんなに多くの横浜ゆかりの選手にお越しいただいてうれしい。市民の熱い声援を受けて、ぜひメダルを獲得してほしい」とエールを送った。
男子は25日 女子は28日
7人制の試合は原則前後半7分ずつで、一日に複数試合が行われる。日本代表は男子が開会式に先駆け日本時間25日に予選ラウンドに挑む。同日午前1時にニュージーランド、4時にアイルランド、午後11時に南アフリカと対戦する。
女子は28日午後11時30分からアメリカ、29日午前3時30分にフランス、午後10時にブラジルとそれぞれ予選ラウンドで戦う。
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