開館20周年を迎えた「かなっくホール」で事業責任者を務める 小林 美耶子さん 神奈川区在住 24歳
生の感動体験を届ける
○…ホールの自主事業などの企画・運営を担う事業責任者を務める。2022年の10月に入社し、翌年度から異例の若さで責任者に就任。「最初は仕事をこなすので精一杯で大変だったけれど、徐々に自分の考えた企画を楽しめるようになってきた」と笑顔を見せる。大切にするのはライブ感。「その瞬間だからこそ味わえる笑いや感動を利用者の皆さんに届けたい」
○…幼少期からピアノを習い、音楽大学に進学。そこでコンサートのつくり方などを学び、「自分が舞台に立つより、裏方でイベントを企画する方が楽しい」と、地元のかなっくホールへ。初めて企画した「よちよちコンサート」では、アニメーションづくりにも挑戦し、「本番ギリギリに完成して。お客さんの笑顔が見れてホッとした」と振り返る。若さを生かして、公式TikTokもスタート。舞台の裏側などを発信し、「音楽や演劇、落語やお笑いに展示など、様々なジャンルと関われるのがこの仕事の魅力」と目を輝かせる。
○…神奈川区出身。南神大寺団地そばの公園「ぞうひろば」がお決まりの遊び場だった。行きつけのお店は、「川美せんべい」で「町探検の授業で取材もした」と笑顔で回顧する。現在熱中しているのは、女性アイドル。子役時代からのファンで、ライブやイベントにも何度も足を運ぶ。小学校の転校時や仕事で悩んだ時など、心の支えはいつも”推し”。「いつかホールにゲストで呼べたらな」と夢は広がる。
○…かなっくホールを「若い世代も気軽に足を運べる場所に」と思いを語る。「コンサートにプロジェクションマッピングや占いの要素を合わせてみたり。色んな企画に挑戦したい」。好奇心がアイデアの原点だ。
|
|
|
|
|
|