子育て応援コラム16 「まぁはす流リーダーシップ育成【4】」
"なんでも会議"で問題解決能力アップ
まぁはすでは、日常生活で子どもたちが直面する様々な問題を、全員で話し合い解決する"なんでも会議"に取り組んでいます。この会議の目的は、子どもが自立・自律型リーダーへと成長するために必要な能力の一つである"問題解決能力"を養うことです。
具体的には、『何かが起きた時』、その場にいない子どもも含め、利用者全員が部屋に集まります。そのため、初めの頃は「他人ゴト」と捉え、知らぬ顔を通そうとする子どもがいたり、うまく話し合えず、ケンカや横槍も入ったりもしていました。それらもまた、子どもが問題解決能力を高めるための大切な練習ですので、大人は見守るだけです。回を重ねながら、異なる意見や考えを知り、自分にない視点を取り入れる経験を積むことで、高学年になると、対立していた子どもが力を合わせて解決したり、けんかの仲裁ができるようになったり、後から、解決できたことや難しかったことなどを教えてくれたりしています。
この取り組みを通して、子どもたちは、【1】自分で考え、行動し、問題を解決できるようになる、【2】異なる意見を持つ相手と話し合い、協働できるようになる、【3】自ら課題を見つけ、解決策を考え、行動できるようになる、 などの成長が見られます。
能力開発とは一夜にしてならず。根気よく続けることが大切であることを、私たちは子どもたちから学んでいます。
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