神奈川区の河野のぶさんは今年113歳を迎え、神奈川県内で最高齢となった。
1911(明治44)年生まれの河野さんは茨城県出身。4男5女の9人きょうだいの5番目(次女)として生まれた。21歳で結婚し、戦時中は山梨県への疎開もあったが、107歳まで二本榎で暮らしていた。現在は、鶴見区内の老人ホームに入居している。今年3月に誕生日を迎えると、長男の豊さん(91)から113歳差の玄孫までの家族とともに誕生日会も開催した。施設では、食事もしっかり自分で食べており、時には冗談を言うなどして職員たちともコミュニケーションをとっているという河野さん。職員は、「逆に私たちが元気をもらっている」と微笑む。
9月11日には、敬老の日(9月第3月曜日)と老人の日(同15日)に合わせて、山中竹春市長が表敬訪問。河野さんのほか、今年度100歳以上を迎えた入所者6人とその家族に向かい、「人生の大先輩に会えて嬉しい。これからもお元気に年を重ねてください」と言葉を送った。神奈川区の鈴木茂久区長も参加。「県内最高齢が神奈川区の方なのは、区民にとっても誇り。これからも元気に記録を伸ばしてほしい」と笑顔を見せた。
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