市政報告 本会議一般質問に登壇 自民党横浜市会議員団 小松のりあき
現在、令和6年第3回市会定例会が開かれています。私は9月13日に行われた一般質問に登壇し、山中竹春市長に市政の各項目を質問しました。組織再編の内容について紹介します。
3年間で2度目の局再編成
今年度は大規模な局再編成が実施され、3つの新局の設置や、政策局から政策経営局への改編が実施されました。
様々な政策課題に対応していくためには必要な組織の見直しは実施すべきですが、一方で局再編成にはレイアウト変更や什器の移動、案内板の更新などのコストがかかります。
令和2年度に現在の市庁舎に移転してからまだ約4年ですが、山中市政になって以降、2度の局再編成を実施しており、市庁舎の今春にかかったレイアウト変更費用だけでも約5200万円と伺っています。一般質問ではその意義を山中市長に問いました。
市長は「再編によってスピード感と専門性を更に発揮していくとともに、データを重視した都市経営を推進して市民サービスの充実と持続可能な市政運営を実現していく」と答弁しましたが、数千万円のコストをかけてまで組織再編をするからには、市民が行政サービスの充実を感じられるものであることが重要です。
副局長を廃止
また今年度は局再編成の他にも副局長制度が廃止されました。一方で区役所では副局長と同様の機能を持つ副区長制度が継続しています。
副区長は区長を補佐する役割のほかに、地域の行事やイベントにおいても区長の代理として出席することも多く、その名称から市民の皆様にも職員にも立場が分かりやすい必要な役職だと思いますが、それは副局長も同様ではないでしょうか。
自治体の長は市民にも職員にも伝わりやすく全ての職員がモチベーションを高く持って業務に臨めるような組織運営をするべきです。市長に対して、組織再編の理由を丁寧に説明すべきと問いました。
今後も引き続き、市民サービスだけでなく組織運営についても、市民や職員が横浜市に住んで良かった、働いて良かったと思える市政運営となるよう、働きかけていきます。
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