余剰食材を使ったクラフトビールを開発・販売する神大寺の(株)Beer the First(坂本錦一社長)は、このほど市内にある3店と連携した新たなクラフトビールを販売する。
同社では以前から(株)高島屋横浜店=西区=と、パンを原料としたビールなど環境に配慮した商品開発を共同で行ってきた。今年は「地元感を全面に、オール横浜で行こう」と春先にプロジェクトを始動。目をつけたのが、同店とつながりのあった横濱ワイナリー=中区=でワインの製造過程に生じるブドウの皮だ。市内で無農薬で育てられている同店のブドウの皮を原料に生まれたのが、「YOKOHAMA Vineyard Ale」。皮の香りを生かしたワインのような風味を楽しめるのが特徴だ。ビールの製造は醸造所が併設するレストランREVO BREWING=同=が担い、高島屋横浜店で本数限定で販売される。
ビールは、赤ワインをベースにしたルージュと白ワインを素にしたブランの2種類。素材の香りが引き立つよう鮮度に注意して製造されており、坂本社長は「ルージュはサワー系で少し酸味がありブランはフルーティーで飲みやすいのが特徴。ぜひ飲んで違いを実感してもらいたい」と話す。
商品は、10月23日(水)に地下1階和洋酒売場で販売開始。限定1250本、売り切れ次第終了となる。「ラベルデザインも横浜の街並みとブドウの粒をイメージしたものになっている。地元感満載のビールを楽しんで」と坂本社長。
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