六角橋商店街連合会(石原孝一会長)と六角橋東町町内会(桑原耕二会長)による合同消防訓練が11月11日に行われた。
これは商店街と町内会が春と秋の年2回実施しているもの。2011年に21棟22店舗が全半焼する火災が発生した六角橋商店街では、道路が狭く消防車が入れない地域でも有効な「スタンドパイプ式初期消火器具」が町内4カ所に整備されている。
訓練では保管場所から消火器具を持ち出し、商店街内の消火栓に装着。延長用のホースをつなぎながら火元に向かい、消火活動を行った。
実際の火災では消火活動に気を取られている間に火に囲まれてしまうこともあるため、3人一組で行動。消火者以外が周りの様子をよく把握することが大切と言われている。
自らホースを持ってアーケード内を走った東町町内会の桑原会長は「1年半ぶりで、スタンドパイプの操作方法をすっかり忘れていた。定期的に繰り返し訓練しないと、実際の火災発生時には使用が難しいなと感じた」と振り返った。
このほか参加者は、商店街内に設置されている火災通報装置の操作方法などについて、業者から説明を受けていた。
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